島根県出雲市にあって、地域に根ざした医療を展開する病院


ごあいさつ
 

医療法人同仁会 理事長    櫻井 照久

 海星病院は、神話のふるさと出雲市にあります。近くには縁結びで有名な出雲大社、日本一夕日の美しい宍道湖、少し西に向かうと世界遺産に登録された石見銀山もあります。このように歴史と自然に囲まれた地域に位置しています。また、出雲は“ずうずう弁”など独特の文化圏を造り、人と人との絆を大切にする、自然災害も少なく “おんぼら”とした住み心地の良いふるさとです。   
 このような地に昭和43年4月、単科の精神科病院として産声をあげました。“患者さんに対してこころのこもったサービスを”という創立者の思いを今も受け継ぎ、そして新しいことは積極的にチャレンジしながら40数年経過しました。
 精神科病院では長期入院患者さんの退院支援が積極的に行われています。これまで出雲では全国に先駆けて、利用者さんを中心に病院と地域、病・病、病・診連携を強化しながら、 官民が協働して、精神科疾患で悩む方々の社会参加を支援してきました。
 現在、海星病院は病床数が166床(病棟は3つあり、精神一般108床、精神科療養58床)です。2007年には病棟・外来部門を新築しました。個室を多くとるなどアメニティを重視し、プライバシーを確保した療養環境としました。また外来部門は、2005年にJR出雲市駅に近い市街地に一部移転しました。“あさひクリニック”“デイケア(大規模)ひだまり”在宅支援をメインに訪問看護サービスも行っています。近くには地域生活支援センター“ふあっと”や、大学病院、保健所などもあり、地域のフォーマル、インフォーマルなサービスと連携しながら利用者さんのニーズに応える活動をしています。
  医療法人同仁会は、関連施設として松江地域に 「こなんホスピタル」 「介護老人保健施設ケアセンター喜南」 「介護老人保健施設ケアセンターきすき」 「訪問看護ステーション友喜」 「きすきヘルパーステーション」があります。
  私たちは、医療・福祉の専門性を発揮しながら、利用者さんお一人お一人の「物語り」を大切にして、暖かくおもいやりのある気持ちで、地域の医療・福祉の向上に貢献できるように、職員一同努力していく所存でございます。

  同じ目線で接するという「こころ」の基本を土台にし、医療従事者としての知識(intellectuality)と、技術(art)をもとに「こころ」(humanity)のフィルターをかけて、利用者さんに接するように常に心がけていきたいと思っています。







海星病院  院 長  西田 朗

〜 こころの病気を癒す <メンタルヘルスの専門医療機関として > 〜

 海星病院は出雲市内で唯一の民間の精神科病院です。開院以来40年を超え、これまで多くの患者さんとそのご家族のための精神科医療に日々努力を重ねてきております。

 出雲地域は精神科医療において特に精神科リハビリテーションに熱心に取り組んできており、全国的にみても精神科医療の先進地域であり、当院もその一翼を担ってきたことを誇りとしております。

 現代のストレス社会の中でうつ病、統合失調症などこころの病気が重大な病気であるとの認識が高まり、医学的に適切な治療の必要性が強く求められてきています。そのため、当院は平成19年には病棟、外来とも新築を行い、全身CT等の医療機器の導入と、快適な療養環境の整備を行っております。

 一方、こころの病気の重大性ゆえに、ご本人、ご家族のご不安やご負担は多大なものになります。そのため、ご来院の皆様のこころのケアも行い、安らげる病院にしていくことも重要な目標としております。

 最も先端のしかもこころのこもった精神科医療を提供できるよう今後とも精一杯努力をしていく所存です。どうぞ当院をお気軽にご利用ください。